3年後のインターネット業界を予測する9つのトレンド

3年後の未来
 
最近ブログを全然書けていないのですが、
そして、これを書いてもまた間が空いてしまうと思うのですが、
今年に入ったあたりから、2−3年後の状態から逆算して、今日の打ち手を検討するという、
少し中長期的な目線で物事を考えるようになってきた結果、
だんだんと、見えるものが増えてきたような気がしています。
 
そこで、せっかくなので、なぜそういう頭の動かし方をしているかという理論ではなくて、
具体的に、私が考えている3年後くらいのインターネット業界のサービスは、
何がどうなっているのか、書いてみたくなったので書いてみたいと思います。
 
3年後に振り返るのが楽しみな、エントリーです。v
 
 
参考までに、このエントリーに近いカテゴリーのものです。
C to C ビジネスの1.0と2.0について考えてみた
スタートアップの立ち上げ方
 

 
 

素直に先に伝えてみるテスト

スタートアップ社長ブログあるあるですが、いつも最後におまけでリクルーティング情報を書いていますが、ここは素直に先に伝えてみるという新しい流れを作ります。
 
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前提1

ムーアの法則に従って考えると、意外とシンプルに色々と考えられます。ハードディスクやCPUの処理能力から回線速度に至っても、2年後には2.52倍、3年後には4.0倍、5年後には10.08倍の容量、速度、に、ほぼ確実に向かっていくわけですよね。
 
そうすると、より小さいもので、大きなものの管理ができるようになるのです。
で、どういうものが普及していくかを考えていきます。
 
 

前提2:サービスECの爆発がホットトピック

サービスECとは、
ECが物を「買う」コマースなのに対して、
サービスを「予約」する、コマースサイトを指します。
 
最近、ありとあらゆるサービスECを自ら体験してみていますが、
もうすぐに、確実にインターネット化が当たり前になります。
ひいては、下記の領域にいらっしゃる方は、必ずEC化をしたいところです。
 
向こう3年は、サービスECがとにかくホットトレンドです。
スタートアップが大手に対抗しながら参入するには、やりづらい領域でもあります。。
 
 
では、ここからさらに具体的に未来予測です。
 
 

1)トラベル領域

私たちの領域です。(relux http://rlx.jp
実は、旅行予約サイトはサービスECの中でも、もっともEC化が進んでいます。
今でざっくり市場シェアの20%くらいがweb化しているのですが、これが倍くらいに、3年後にはなるのではないかという予測がされております。
 
複雑な宿泊施設の在庫管理システムであったり、飛行機の管理、電車、レンタカー、バスからアクティビティ施設の管理システムのアップデートも著しく進んでいき、より弊社のような会社でも、横展開しやすい世界に近づくのではないかと踏んでいます。
 
また、海外ホテルの空室連動系(GDS)についても、2−3年もすると今よりも遥かにスタートアップでも参入しやすい環境になると信じており、もう少しあとになってから参入したほうがタイミングは良いのではないかなぁと思っています。
(直近は時流からも、重要戦略はインバウンドです。)

さらにはMICE。(ビジネス旅行やカンファレンス系)
スペースマーケットさんなどがありますが、オンライン完結なのか、営業が必要なのかあれですが、
いずれにせよ、超巨大マーケットなので、何かできることはないだろうかと常に考えています・・・。
まだまだオペレーションエクセレンスになれなそうではあるため、難しさはありそうです。
 
 
いずれにせよ、これらも機が熟したタイミングで、ガンガンと新しい領域に進んでいく予定です。
 
 
他に、旅行のレビュー系はフリークエンシーの低い旅行(人は旅行を、年に1−2回しかしない)には向かないという風に思う派ですが、単純に、トリップアドバイザーの寡占が強まりそうな気がします。あとは、回線速度やハイビジョンカメラが増えることからも、動画は目を離せないところなのですが、トラベル×動画よりも先に、グルメ×動画とか、ここもまたフリークエンシーの高い領域から入っていく気がするのでもうちょい様子見です。
 
 

2)飲食のweb予約

先日初めて、Open Tableで探して予約したところ、大変素晴らしい予約体験でした。
それは、その後の電話予約が完全に面倒くさくなってしまうほどです。
(話しは少しそれますが、2−3年後の未来を知るには、自分で試すのが一番大事です。)
 
グルメ領域は、中間の在庫管理システムが旅行領域ほど発達していないのですが、
エアレジをはじめとした、在庫管理システムがオープン化されていくことで、
3年後には、ものすごい世界が待っていそうです。
 
どっちが鶏なのか、卵なのかは分からないのですが、
およそ、クライアントサイドの台帳管理の発達と、(ITリテラシーが低くても超楽な何か)
ユーザーサイドのスマホで予約の発達とが同時に進むのではないでしょうか。
 
地域のレストランを集めた「reluxグルメ」とか面白そうだなぁとニヤニヤ妄想しています。
 
 

3)美容院、エステ、サロン

ここの領域は、グルメよりも遥かにweb予約が進行している印象です。
ここ最近、男性にしては珍しいと思うのですが、マッサージの予約をホットペッパーでしています。
これもグルメの予約体験と全く同じなのですが、一度してしまうともう離れられません。
 
グルメと予約構造は似ているようですが、ちょっと違うのが「人」への予約というところです。グルメはテーブル予約で複雑化されてしまうのですが、(テーブルは移動したり、来客者の1回転時間が不明、事前に金額が分からないなど)これらの業態は、1時間1名を1人が相手し、料金体系もシンプルなことなど、相対しているのでシステム化が容易だったのではないかと思われます。
 
しかし、男性向け機能がほとんどないので、まだまだ探す大変さがあるのですが、(女性専用サロンの検索軸はあっても、男性可のサロンが見つからない・・・とか)ポイントも溜まるし、予約もしやすいし、3年後は市場規模もかるく倍以上になるのではないでしょうか。
 
 

4)CtoC領域の XXX

これについては、こちらをご参照ください。
C to C ビジネスの1.0と2.0について考えてみた
 
今なお、規制がかなり邪魔をしてしまっており、日本ではいまいち拡がりきりませんが、確実にEC領域などでは広がっているような気がします。ただ、ヤフオクのニーズ転換にも見えなくはないので、本当にCtoCが広がっているのかな? というのは、まだまだ定かではありません。
 
トラベルのCtoC予約領域に参入表明している会社さんが数社ありますが、今回のタイミングの規制緩和(外国人限定×連泊制限)だけだと正直、厳しそうな気はするため、やはり政府施策と足並みを揃えてやりたいところです。そういう意味で、なんとも参入しづらいと思ってしまいます。
 
他には、前述のブログにも書いた通り、クリーニング、掃除・洗濯、車系、他、なんか色々とありそうですが・・・
 
 

5)スピード系

あらゆるサービス「速さ」は強さですね。
 
到着まで20分の弁当.jpさん。いいですよねぇ・・
返信速度5分で、予約できる、飲食店予約。
返信速度60分で、旅行コンシェルジュが旅先を提案。(当社)
当日の宿予約に特化した、HotelTonightや、Tonight。
120分以内にとどく、Yahoo!スグツク・・・・etc
 
 
ファストデリバリーはどこまでいくか不明ですが、宅配業者依存による価格値上げが続いていて今は苦しそうなので、コンビニや個人宅などをハブにした配送網とかが出そうな気がしますが・・・(コンビニで働いている外国人の方が、歩いて配送をしてしまうとか。宅配業法の問題がまたあります・・・)
 
3年後が楽しみです。ものすごく。
 
 

6)BtoB商品が、webで大量受注される流れ

Freee, Moneyforward, ラクスル, Mugenup, クラウドワークスなど既に巨大化していますが、個人的に、オフラインの「営業」でしか成立していなかったBが発注する領域が、オンライン化していくことがとても楽しみですし、3年後は今よりも遥かに一般的になっているのではないかと思います。
 
特に、Wantedlyが大変勉強になります。最近では、Linkedin化していることも話題になっているのですが、私はどちらかというと、求人サイトで「有料商品」を「法人」に「オンラインで販売」しているのは、Wantedlyの圧倒的なパワーではないかと思います。一度も営業担当の方にお会いしたことないのに、購入し続けてしまいます。
 
ということで、3年後はもっともっと、BtoB商品がオンライン販売化していくこと。
要するに、オフラインもオンラインも、BもCも入り乱れていくイメージです。
 
 

7)ニュースメディア

きれいに撮れて加工できるツールが増える → 制作工数の激減によって、映像コンテンツは増えていくけれども、今の形におけるテレビは確実に衰退する。発信拠点はYoutubeになり、テレビ局や個人が大量にチャンネルを開設するイメージ。
 
また、先日のスマートニュースさんの30億円調達もそうですが、情報量やメディアが増え過ぎた今、ニュース自体を発信するよりも、間の交通整理業者のほうが遥かにバリューを出しているという状態がこれからも続きそうです。
 
新聞やインターネットメディアは中間プレイヤーが覇者になっていく時代へ突入し、
新聞社や、今うごめいているバイラルメディアは、中間業者のアルゴリズムに依存していってしまい、
マネタイズがかなり苦しいものになってしまうのではないかと推察。
 
いずれにしても、個人に最適化された見る人全員が違うニュースメディア。
これが3年後には当たり前になっていくのではないでしょうか。
 
 

8)IoT

Internet of things領域は、言わずもがなホットですが、
私はウェアラブルというものよりも、スマートハウスとか、自転車とか、テレビとか?
身に付けるグッズがIT化するよりも、家電や、生活インフラなThingsのIT化のほうが来る気がしています。
 
なぜか。
 
ウェアラブルで盛り上がっているもののほとんどは、
すでに、ファンクションとしてスマホでカバーされているためです。
 
同じ機能のアイテムを二つ所有しておく必要がまったくないので、それよりも、今は存在しない機能がインターネットによって拡がりを見せるほうが価値なのではないかと思うのですよね。だから私は、身につけるもの(ウェアラブルなんとか)というよりは、他に普段使っているなにかがもっともっとIT化するのではないかと思うのです。
 
何から来るのかはよくわかりませんが、
電気代見えるアプリとか、冷蔵庫の内容量とか物品とか、
スマートキー系(自転車とか家とか)、街のゴミ箱とか、そういうところです。
 
 

9)日本でもAndroidがベースになっていく

これまでの話しとはレイヤーが若干異なりますが、シェアはアメリカと同じく「Android」がメインになると思われます。しかも圧倒的に。かくいう私も、実はIT経営者の方々がこぞって、「Nexus5」に変えているのをみて、6月から思い切って100%メイン端末を切り替えました。(これまでiPhone3からずっと、iPhoneだった私がです・・・)
 
すると、たくさんの感動的なユーザー体験が待っていました。
今年買い物いろいろしましたが、一番買って良かったものは「Nexus5」です。
 
・アプリケーションの豊富さは差はありませんし、(ただし開発プライオリティが明らかに低くてバグが多いのが悩み・・・)
・機能もすぐれています。細かくは書きませんが、ディープリンクからアプリ間戻るボタンとか、Chromeとの互換とか。
・日本人が好きそうな、端末デコレーションや、端末選びも、Androidのほうに軍配があります。
 
 
とりあえず最近会う人、会う人に営業しているので、7−8人くらいはNexus買いましたが、w
まだまだなので、みなさん、これは是非、体験してみてください!
 
最高です。
 
 

おまけ:分からないこと

分からないことも沢山あるので、分かる方と是非お話しをしてみたいところです。
・スペースビジネス。スティーブンホーキング氏のTEDを見ても、謎が深まるばかりです。
・アドテクノロジー。速くて、今なお追いつけていません・・・。
・医療。病院予約とか、DNAの採取数が増えた結果、どういう予防になるのかとか。
・決済。Amazonも参入したスマホ端末決済とか、オンラインとか、いまいち3年後どこへ向かうか見えきらない。
・ゲーム。3年後、どこが勝つか、どうなっているかが見えません。家庭用ゲーム機は激減し、タブレット端末に置き換わる気はします。
・定額系コンテンツ。音楽、雑誌、漫画、映画など、既に出ていますが3年後どうなるのだろうなぁと。伸びるのですが、どこまでいくか。
・スポーツ、教育、結婚産業、ギャンブル、、、、??
 
 
どんな3年後になるのでしょうか・・・
NewsPicksユーザーの皆様など、予測を教えていただけると嬉しいです。
 
 

さいごに

なんかまとまりない感じになりましたが、最近はこんな風に、あらゆる領域の、
3年後の新しいエコシステムを常に考えながら、毎日の改善を繰り返しています。
 
未来について考えながら、その未来予測の精度が上がれば上がるほど、
私たちは勝つ確率が高まりますし、たのしいチャレンジが沢山できます。
 
社長業というのは、基本的にはどこへ向かうかの舵を取ることであります。
これからも最前線でこうして未来を予測しながら、向かうべき方針をとっていきたいと思いました。
 
無論、reluxというサービスはまだまだまだ、課題だらけではございますが、
2−3年後の当たり前は何だろう? ということから逆算をし、毎日の改善を繰り返し、
より多くの方に最適な、素晴らしい旅行体験をお届けできるよう頑張りたいと思います。
 
 
ということで、以上でございます!
少しでも、みなさまのお役に立てたなら幸いです。