C to C ビジネスの1.0と2.0について考えてみた

9月にアメリカ、10月にシンガポールへ行き、
意図していわゆる C to C なサービスを使うようになって、
ちょっとだけ気がついたのは、CtoCの本丸はここか! と思ったお話しです。
 
ちょっと評論家感、満載なエントリーになってしまったのですが、
ささっとブログ書きながら、気がついたことを整理してみたいと思います。
規制とかを考えると何もできなくなるので、無視してみましたが・・・
 
 

CtoC 2.0は、ビジネスからのニーズスイッチ

私が気がついたのは、CtoCがver2.0に入り始めたのではないだろうか、ということです。
 
じつは今、日本国内に存在するCtoC事業のほとんどは、
元からCtoCだったものが、インターネットに移管されてきたものです。
悪い意味ではなくて、テクノロジーの進化によって必然として出た気がします。
そういう意味では、CtoCの1.0的なものを創り上げてくれました。
 
マーケットプレイス、教育、コミュニケーションツール、街の掲示板、観光ガイドなど。
 
ただ、今、海の向こうで急激に流行り始めているものは少し様相が違ったんです。
それは、プロバイダーが「法人(ビジネス)」だったものが、「個人」になっているのですよね。
こっちのほうが市場規模が莫大であり、本丸なのだと気がつきました。
 
個人to個人だったものが、オンラインで個人to個人になったのではなく、
法人to個人じゃないとダメだったはずのものが、急速に個人to個人へと拡大してきているのです。
 

 

海外で気がついたこと。CtoC 2.0とは。

既成概念的に、「この産業はBでしかムリだ」と思われていたサービスにこそ、
規制を超え、テクノロジーを利用してC化していくことにこそ、
大きなビジネスオポチュニティがあるのではないかということです。
 
代表的なサービスでは、
「ホテルに泊まる」以外、安全にどこかに泊まる術がなかったのに、
「他人の家に泊まる」ことを安全に、集合知で見える化したことで爆発したAirbnb。
 
「タクシー」も、ヒッチハイクでは効率も悪く、安全性も分からなかったのに、
「個人が運転する車」に安心して依頼することができるUber。
 
 
これらは、今までCtoCがそもそもほとんど存在しなかったものであり、
テクノロジー進化によってのみ、誕生しえるCtoCという点で、
これまでのものとは、様相自体が全く異なるのだと感じました。
 
実際に利用してみなければ感じなかったし、利用してみて本当に良かったです。
 
 

未来予想図:これからどうなるのだろうか

あらゆる産業のCtoC化が、今まで以上の速度で行われていくのだと確信しました。 
なんかこんなビジネスありそうだなぁ、というのをざざっと書いてみました。
規制とか色々あるんですが、飲食とかはたぶん、すぐに出てきそうです。
 
また、あくまでもニーズスイッチであるという点も忘れてはならなそうです。
産業やニーズなきところに、サービスは生まれずです。
 
 
飲食
→一般家庭の料理好きな方が献立(コース料理?)をアップし、予約できる。家で食べる。
→ソーシャルグラフや信頼係数を設けて、安心、たのしく運用できそう。
 
物販
→法人to個人でしか扱えないと思われてきた”何か”が、個人to個人化するものとはなんだろう?
→既にあるフリーマーケット系による中古品売買だけでない、新品領域で参入できるものが来そうだ。
→現存するCtoCサービスは、元から個人to個人であるケースが多いので、これらを取ると2.0化しそう。
(今日は初めてメルカリに出品してみて、素晴らしいユーザー体験に感動していました。すごい。)
 
テレビ
→そういう意味では、テレビはもの凄く早かった。大手テレビの視聴数を奪うYoutube、ニコニコ動画はCtoC。
→これからさらに、C化すると何が起こるのだろうか・・・。
 
医療
→病院経由で医師や看護師にあわず、Cとしてサービスプロバイドする人たちが現れる。
→手術室という設備や空間を借りて、そこを借りる人と、処置を受ける人。
※AskDoctorsのリアル版のような。ちょっと時間かかりそうですね。
 
美容
→美容師は今まで以上にフリーランス時代に突入し、鏡を借りるほうが一般化する。
→これまでも人で選ぶものであったので、極めて分かりやすいCtoCモデル
 
発電
→これまでのBtoCではなく、個人発電が増え、それを個人が個人に供給し始める。
→長距離電気配送網も確実に整備され、それを売り買いしあうプラットフォームができる
→原子力発電への否定的意見が多い中、個人が1家庭分+α発電すれば解決するという発想。(孫さん既に)
 
電波
→Fon的な概念の新しい、個人向けのプラットフォームができあがる。
→持ち歩くテザリング電波を共有しマネタイズしたり、winnyのようなクラスタで繋がる方式ができるのではないか。
 
もの作り
→3Dプリンターは革命的商品であり、これによって起こるのは個人の工場化、メーカーの個人化?
→勉強をすれば、誰しもが容易にプロダクト開発できる世界になるので、発明品やプロダクト種が増えそうだ。
 
旅行
→これは既に始まっているAirbnb型はまだまだまだ広がる。ニーズスイッチはホテルから家へ。
→だって、今からでも、秋の京都や大晦日の予約ができちゃうなんて本当にすごいんです。革命です。
→そういう意味において空室在庫が世の中に激増するので、均質化してしまうホテルや旅館は非常に厳しい未来が待っている。
 
建築
→個人が個人の建築家やプロデューサーに、当たり前に発注する時代へ。
→信頼残高のある大工さんらも、もしかするとサクサク見つかるかもしれない。
 
お金の貸し借り
→消費者金融的なビジネスに、個人が参入するケース(既に一部あり
→なんらかの信用担保と引き換えに、個人が個人とやり取りをする
 

→Uber的なものだけでなく、レンタカー側のビジネススイッチ。
→車持っている赤の他人が「貸します」をあげれば、誰かが借りる。
 
街のCoffee屋さんや、お弁当
→近くの住民がnet販売していて、会社まで持ってきてくれるかもしれない。
→美味しい個人のcoffee屋がそこら中にあふれ、スターバックスを潰すかもしれない。
 
 

まとめ

ここで私が定義してみたのは、1.0と2.0なCtoCです。
 
・CtoC 1.0の世界感
これまでも存在していた個人対個人のビジネスが、テクノロジー進化と、
オンラインマーケットプレイスの存在によって、シームレスになること。
これは無くならないけど、もっと市場が拡大して「当たり前」になっていくので、ver1.0。
 
・CtoC 2.0の世界感
これまでは法人対個人でしか存在しえなかったビジネスが、
テクノロジーの進化によって、マーケットプレイスが誕生し、
個人対個人で、やりとりができるようになる産業。
 
 
この辺りの未来から逆算しながら、私たちは事業を進めようと思いました。
最高に素晴らしい気づきと体験をありがとう、Airbnb、Uber!
 
 
 
全然関係ないけど、優勝おめでとうございます、楽天!
野球が好きになるほど、夢中で見てました。
 
 

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