選択は無意味で、運用と改善のが100倍重要であるという話し。

近ごろ、ブログの書き出しがいつも「久しぶり」です。。
こんなことを最近話す機会があったので、ブログにも書いておきたいと思いました。
久しぶりに・・・。
 
それは、「選択には意味がない」という話しであります。
私はこれを「選択無意味論」と名づけて啓蒙活動をしていますが、
今のところ、まだだれも使ってはくれません・・・。
 
 

人生には選択がなかなか多い

 
本題に入っていくわけですが、
会社を経営しているいないに関わらず、人生というのは選択の連続です。
人生というよりかは、本エントリーでは主に仕事についての話になりますが、
仕事をしていれば、選択というものは黙っていても大量に降りかかってくるものです。
極端な、すべき/すべきじゃないというYes/Noから、右か左かと行き先が全くずれるものまで、
幅広く、そして複雑な選択(意思決定のシーン)が大量に舞い込んできます。
 

 
たとえば、経営者視点なら、
スタートアップは新卒採用をすべきだ。いやいや、中途即戦力のみを採用すべきだ。
PRにもっと力を入れるべきだ。いや不要、プロダクトを磨くほうに投資すべき。
社長もガンガン現場に口を出すべきだ。いや、大局観をもってビジョンに時間を割くべきだ。
数値が悪化したらすぐにピボットせよ or じっと耐えてがんばるべきだ。
 
プロダクト視点であっても、
A/Bテストが大事だからやろうぜとか、AARRRで考えていこうよ、とか、
SEOはもっと力入れたほうが良いよとか、人事組織はこうしていこうとかー、
採用戦略はー、毎朝のMTG体制はー、ソーシャルメディアはー、、、etc
 
また、学生という立場であっても、
学生時代はインターンをやるべき、いやいや旅行や勉学に励むべき。
新卒で入るならベンチャーへ行くべき、いや、大手企業へ行くべき。
MBAを取るべき、プログラムを学ぶべき・・・etc
 
など、両極端な選択にとにかくたくさん出会うでしょう。
とにかく、人生とは選択に出会うことがべらぼうに多い。
 
 

AかBかという選択は、極論どっちでもよくて、誤差。

私は、選択は究極的になんでもよくて、無意味であるという結論に至りました。
 
一瞬「えっ重要だろ、どう考えても。」と思われるかもしれませんが、ハッキリ言って、全く重要じゃありません。どっちでも大丈夫です。 つまり、新卒採用をやるならばやればよいし、中途採用でいくなら行けば良いという話です。PRを頑張る会社があればそれもいいし、別のことに時間を割くならそれもまた良しです。
 
選択それ自体に、正解を求めてはならないのです。
選択したことを運用と改善によって、正解にすることが大切なのです。
 
 
たとえば、新卒採用を頑張って成功してきたサイバーエージェントさんがいれば、
中途採用を頑張って成功してきたビズリーチさんや、DeNAさんがいるからです。
同様にして、新卒で大手企業に入社して成功していった学生がいれば、
ベンチャー企業に入社して成功していった学生もまた、大量にいるのです。
 
意思決定権者ほど、「選択それ自体には正解がない」ことを深く理解すべきです。しかし多くの人は、この「正しい選択は何か」を必死で探し、かなりの時間を投下しています。これが、私が考える大きな大きな問題であると思うのです。
 
なぜなら、選択に正解がないにも関わらず、
「どっちへ行こうか?」 に悩み、時間を投下し、
結果的にどんどんと時間だけが過ぎ去っていくケースを、
たくさん見てきたからです。
 
選択自体は意味がないとわかっていれば、
最低限の優劣整理、自社の文化や状態からジャッジし即断即決、
ガンガン進んでいくことができるようになります。
ごく一部の不可逆な意思決定を除けば、これのほうが確実に成長を加速させてくれます。
 
すごく好きな、一節があります。
坂の上の雲で日中戦争を終えた秋山真之が、東郷平八郎に、
「指揮官の仕事とはなんですか?」 と、聞いたシーンです。
 

指揮官の仕事とは、決断をし、命令をくだすことである。
一旦、刀を抜く覚悟をしたら、あとはやりきるだけである。
将たるものは、自分が下した決断を神のごとく信じなければ、メンバーは絶対に動かない。
決断は一瞬だが、正しい決断を求めようとしたらその準備には何年、何十年とかかる。
決断を信じ、その決断を正しかったものにせよ。

 
「命令」というのは現代的な表現ではありませんが、
選択までのスピードと、したあとの行動のほうが大切なのは、
今も昔も変わらないものであると、学びました。
 

選択よりも、運用と改善をがんばろう

本当に重要なことは、意思決定/選択をしたあとの運用(Ops)と改善(Kaizen)です。 
ここを120%徹底してやれる組織や人が、強く生き延びていけるのであります。
選択をしたことというのは、その価値に比べれば1%以下しかないにも関わらず、
多くの人は、その選択をしたこと(できたこと)に満足し、オゴり、崩れ去っていきます。
 
運用と改善を徹底できる組織・人は、変化しつづけるからべらぼうに強い。
なぜなら、それが誤った選択だと自明であれば即軌道修正されますし、
また、正しい選択であったなら思い切り踏み込んだり、改善活動を繰り返し、
会社やサービスの傾きをグングンと変えていけます。

 
 
これもまた、昔から社内ではよく共有している大好きなフレーズです。
 

強い者、賢い者が生き残るのではない。
変化できる者が生き残るのだ。
チャールズ・ダーウィン

 
繰り返しですが、「選択は無意味」であることを深く理解することが大切です。
もしも選択が重要だとしたら、世の中のすべての人が成功者になれるわけであります。
重要なことはすべて、選択したあとの徹底した運用と、超高速な改善にあります。
 
絶対に、選択探しに必死にならないこと。
誰よりも速く選択・行動をし、運用と改善にこだわってください。
私たちも、そこに愚直に取り組める組織を目指していきたいと思います。
 
以上は、2015年の新卒入社式で話したことの一つです。
シルバーウィークが明けて、いよいよ年末まで全速で走れるというタイミング。
せっかくなので、ちょっとだけ自戒を込めて書いてみました。
 
 
今日も明日も、改善あるのみ。
 
 

採用も引き続き積極的にがんばっています

ぜひ、観光開国にチャレンジしたい方、お待ちしております^^